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さあ、やってきました。
年末のオールスターレース、有馬記念。
今年は特に凄いメンバーですね・・・。
１４頭中９頭がＧⅠ馬。
ブエナビスタの引退レース、三冠馬オルフェーヴルが初めて古馬に挑むレースということもあり、
歴史に残るレースになる気がします。

やはり人気になるのはブエナビスタとオルフェーヴルですね。
どちらが１番人気になるかも楽しみ。
ブエナが引退の花道を飾るか。
オルフェーヴルが古馬をも蹴散らすか。
それともその２頭を打ち破る馬が現れるか。

その２頭を打ち破る力が最もありそうなのは、
今年覚醒したように強くなったトーセンジョーダンでしょうか。
秋天を勝ち、ＪＣでも僅差の２着。

あとは昨年の覇者であり、ドバイＷＣで世界一に輝いたヴィクトワールピサ。
ＪＣでは大敗しましたが、休み明けを叩かれて今回は本調子か。

宝塚記念馬アーネストリーも前走で不可解な大敗。
人気を落とすことが予想されるので、激走に注意！

不気味なのがレッドデイヴィス。
休み明けでいきなりの古馬混合重賞制覇。
馬も勢いがありますが、怖いのは騎手。

ペルーサの横山典弘が騎乗停止になり、安藤勝己に乗り替わり。
レッドデイヴィスは安藤勝己が騎乗予定でしたが、
安藤勝己がペルーサを選んだために武豊に乗り替わり。
23年連続JRA・G1制覇を続けている武豊ですが、今年はJRAG1は未勝利。
当初有馬記念は騎乗馬がいませんでしたが、ここでレッドデイヴィスが回ってくるとは・・・。
武豊は"もってる男"なのか？笑



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回顧

6.8-12.0-12.4-12.1-13.1-14.4-14.3-13.0-12.0-11.9-11.4-11.3-11.3

今年の有馬記念は「超」がつくスローペース。
道中の緩みっぷりが半端じゃないです。
完全に直線だけの競馬。

中山でスローペースになれば、差し馬は前に届かずにゴールする可能性が高い。
しかし、上位４頭が差し馬という決着。
オルフェーヴル、エイシンフラッシュの２頭は現役トップクラスの末脚の切れ味を誇るので
展開の不利を跳ね返してもおかしくはないのですが、
３、４着に切れ味では一枚劣る２頭が来ているのが興味深い。

ブエナビスタはあの絶好位ならば後ろから差されることはなかったはず。
秋天・ＪＣの激戦の疲れがあったのかもしれませんが、
アーネストリー、ヴィクトワールピサも同じような負け方をしているところを見ると、
内２～３頭分に「伸びないゾーン」があったのではないかと推測できます。
これは中山金杯の参考になるかも。

それにしてもオルフェーヴルは強い。
道中は後方だったので、早めにスパートを開始。
それにも関わらず、ラスト１Ｆは11.3秒。
凄い馬ですね・・・。
皐月賞やダービーを見る限りは時計の掛かる馬場も苦にしませんし、
欠点が見当たらない馬ですね。
間違いなく、すでに現役最強馬でしょう。

２着のエイシンフラッシュも切れ味を生かせる展開になると強いですね。
昨年のダービーを彷彿とさせるような末脚でした。

３着にはまたしてもトゥザグローリー！
有馬記念の３着馬って、近年必ず同じ馬が連続で来るんですよね笑
果たして来年は。

本命にしたトーセンジョーダンは５着。
このメンバーが相手では切れ味で劣るので、
この超スローペースでは頑張った方かも。